本日は、 TABLE GAME FUN FESTA 略して TGFF 前日祭に参加して、『 WORLD OF DUNGEONS 』を遊んできました!
初見の海外製システムでしたが、とても解り易く自由度が高い面白いものでした。
能力値=判定補正値、達成値は固定というシンプルな判定が全て。一応、ファンタジー世界でクラスも定番が用意されているけれども、スキルと特殊能力の組み合わせで好きにクラスを作ってもいい、魔法も精霊の属性だけ決めてその範囲で適当に効果を決めていい、などなど色々とふんわりした世界観。
「素材を用意したから、後はGMとPLの想像力で物語を生み出して遊んでね!」って感じのシステムでありますな。
今回は、戦争の脅威に怯える大国に挟まれた街に突如竜が現れたのでどうにかしよう! というシナリオ。
私は出目から珍しくシーフにしたのですが、スキルが『隠密』で街の中枢に絡んでてもいいということなので、表向きはフィールドワーク多めの学者、その実は領主直轄の隠密、というキャラクターにしました。名前はビーノシー・コギオン。忍、公儀隠密ですな。軽装鎧は論鎖帷子です。
彼は、学業を修めつつ農業を営むウィザードと、隣の軍事帝国を追い出されてこの街で軍に所属するファイターと共に、最終的には事件解決に臨むのですが……
竜に対して魔法を使っていらんことしたために、農業従事者のはずが街の代表者と勘違いされて目を付けられるウィザード。軍内部での調査の結果、判定失敗で明らかな嘘情報を信じ込んでしまった上に、偉いさんが集まる報告会議の場でクリティカルを出して嘘情報を9割の会議参加者に信じさせてしまうファイター。
そして、真っ当に調査を進めていたはずが、最後の最後の情報収集で判定失敗して微妙な情報しか得られなかった隠密……
もう、笑うしかないというか爆笑するしかない展開でありました。
結果、嘘情報を元にして竜をどうにかするというミッションに挑むことになるのですが、砂糖か塩か麦か? どの白い粉にするか? それが問題だ、という意味不明な状況に陥りながらもどうにか問題は解決! 無事に各人の目的は果たされ街を救った英雄となったのでありました。
うん、本当、今回はダイス目に翻弄されたというかアカン展開一直線だったのですが、その翻弄具合が最高に楽しいセションとなりました。
GMのかし様、PLの皆様、楽しい時間をありがとうございました!