昨日は、一年以上振りのポラリスコンベンションにてフィアスコ『サイバーパンクプレイセット 以心電信』でした!
偏ったダイスから生まれたのは、何かの発端で知人を使って死体兵器を生み出したジョン・ドゥ、時間遡行者と子どもの頃一緒だった死体兵器99(つくも)、フォトニック結晶体を追う時間遡行者の顔が電光掲示板的なθ。誰もまともな名前じゃない。
世界の救世主になってそのまま支配者になろうという野心家のジョン・ドゥ担当でしたが、言ったもん勝ちなシステムだけに、どんどん世界観が広がっていって多元宇宙的なモノが出てきたり壮大な世界観に。
そんな中、世界を救うためにフォトニック結晶体を追っていったθと99! 二人は、フィアスコでは珍しくそれなりによいエンディングを迎えましたね。
そんな二人を尻目に、いつの間にか教祖になって世界を救おうとして救い損ねて敵対勢力に取り入って二枚舌であれこれやってる内に、ジョン・ドゥは並行世界の一つごと滅んでいきました。めでたくなし、めでたくなし。
システム的には、
1.担当プレイヤーが提示した話に対して、ポジティブ・ネガティブの結果を別のプレイヤーが決める
2.別のプレイヤーが提示した話に対して、ポジティブ・ネガティブの結果を担当プレイヤーが決める
のいずれかを、各自四回やってエンディング、というとてもシンプルなもの。
即興で物語を創る難しさはありますが、それがそのままゲーム性でもあり『物語る』ことに特化したシステムでありますな。ろくなことにならないように仕向けられてますが、それはそれとして。
GM様、同卓いただいたPLの皆様、楽しい時間をありがとうございました!