9/26(土)に第五回鳩麦コン(りたーんず)にて、『名状しがたき笑み』のGMをさせていただきました! マギロギオンリー初参加なのにGMで参戦とか結構テンパってました、実は……
マギロギ初めての方もいらっしゃったのであれこれ考えてたら説明の手順間違えておかしな方向に突き進んでたんですが、ちゃんと止めてくれる卓の皆様のお陰で冷静になり、そこからはスムーズに。あのサマリ、書いてるタイミングでその項目を一個ずつ決定していく前提なんだよ……こういう反省は、後に活かしていきましょう。
かくして、セッション開始となり、焼き肉屋さんの外典/戸口、玩具屋の訪問者、平日の昼間から図書館にいる司書/阿房宮、学生の訪問者という面々がかき集められて笑顔が消えた町の魔法災厄への対処を命じられます。いつだって〈大法典〉は人手不足なのです。
魔法門を抜けて町に着くなり、駅前で焼き肉を始めてNPCに肉を薦めたり、仕事熱心なNPCに尊敬を取ったのに実は……だったり、怪しい宗教に若干共感しながらも根深い狂気を感じたり、無愛想なバーガーショップの店員に笑顔アピールしつつネタメニューを爆買いしたり。それぞれに個性的な面々でありました。
事件の内容は伏せつつ、何よりも今回印象的だったのは……戦闘があまりにあんまりなフルボッコ! ほぼPCにダメージが通らない……正確には、護力持ち司書/阿房宮の壁役に受けられる。更に、宿蟲(禁忌使用)でダメージが帰ってくる! なんだ、この凶悪なコンボは! 更に更に魔素の巡りがよく使うそばからチャージされていく……
後にも先にも断章の攻撃ダイス振るときに「全部止めてくれ……」って願うことはそうそうないでしょう。痛い……
そんなこんなで、途中無理をして魔法災厄が悪化する場面はありつつも、最終的には食い止められ、町に笑顔が取り戻されました。
シナリオの目的としてはそれで達成なのですが、その後のエンディングで、GMが用意していたのとは異なる想定外のエンディングをPLから提案していただき、分科会のメンバーの巡り合わせなど踏まえると救う理由付けが成立し、救われないはずのNPCを救ってもらえたました。こういうの、本当、自作シナリオ回すGM冥利に尽きますな。小説と違い「みんなで作る物語」であってTRPGの喜びを強く感じる一幕でありました。
セッション後は、おでん屋さんでの懇親会! 美味しい食事とお酒を楽しみつつ色々な話ができて、そちらも楽しい一時でした。
疲れ果てつつ、本当、充実したコンベンションでありました! 卓にご参加いただいたプレイヤーの皆様、コンベンション参加者・スタッフの皆様、本当に楽しい時間をありがとうございました!